日奈久温泉「金波楼」
熊本県八代市日奈久上西町336-3
電話番号: 0965-38-0611
HP: http://www.kinparo.jp/index.html
事業概要
木造三階建ての旅館
旬の食材、地元の海の幸を活かした会席料理と、特産の晩白柚や甘夏ミカンのお風呂が楽しめる。
営業時間:
料金: 一泊夕食朝食付き(サービス料、税込)
平 日:13,650円~16,800円
休前日:14,700円~16,800円
メッセージ
■建物の雰囲気に浸り、料理と風呂を楽しむ
木造三階建ての旅館である。<2009年4月28日 登録有形文化財に登録>
宿の料理は近海の魚介類を使った「不知火漁火鍋」や八代海特産の太刀魚を使った「太刀魚づくし」など旬の食材、地元の海の幸を活かした会席料理である。温泉は、12月中旬~2月までは、晩白柚風呂、12月~4月までは甘夏みかん風呂があり、それぞれの浴槽に5~ 60 個浮かべる。ここでしか味わえない気持ちの良いお風呂に入れるのも魅力である。
民家の特徴
■部屋にたどりつくまで見どころ満載
金波楼は熊本県南の日奈久にあり、創業は1910(明治43)年で2010 年に100周年を迎えた。右手の木造3階建の建物は創業時の建築、左手にある鍵型の木造3階建は買収した建物を曳いてきて接続している。木造3階を曳家するとは……その時代のスケールの大きさを感じる。
金波楼は、道路沿いに高い塀があり、道路際まで建物が迫って建っている。しかし、門をくぐると外の緊張感がなくなり、広々とした土間、緑と古材によりゆったりとした時が流れ、涼しい風がながれている。正面には桜の大階段、奥には古ガラスの硝子戸で歪んで見える中庭が趣深い。玄関土間には古い柱時計があり、なんと24 時間表示のものである。中庭を眺め進んでいくと、奥に漆喰の大壁で鬼瓦を用い演出された大浴場がある。その漆喰には鏝による模様も見られる。2階には80 畳の大広間があり、ここは数寄屋風の造りで、見せ場は陶器の床框だろう!
アクセス
JR八代駅乗り換え、肥薩オレンジ鉄道にて日奈久温泉駅下車、駅から徒歩12分
イベント